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ゼルダの伝説 風のタクト/ゲームレビュー

ゲームキューブで発売された、ゼルダの伝説。前作「時のオカリナ」とは一変して、今回の冒険の舞台は大海原。

グラフィックも前作と打って変わり、トゥーンレンダリングという技術が使われているらしい。これにより、トゥーン、すなわちアニメのようなタッチで世界全体が描かれている。

これには賛否両論あったようだが、私は世界観にぴったり合った絵柄でよいと思う。


○舞台が海なのは新鮮だが

舞台が海なので、リンクは船に乗って移動する。世界はたくさんの小さな島からなっていて、島によっては村や町があったり、ダンジョンがあったりする。

島それぞれに個性があり、「あの島には何があるんだろう」と思ったりするのが楽しい。

しかし、陸を舞台にしたゲームとは違い、わざわざ船に乗り、場合によってはタクトでいちいち風の向きを変えなければならないのが面倒だ。

また、ほとんど何も無い島もあるし、ダンジョンの数が全体的に少ないので、物足りなかった。

また、全体に小粒な島ばかりなので、もっと巨大な島があっても良かったのではないかと思う。

3Dゼルダの魅力は、立体的な世界を自由に動き回れるところにあると思う。しかし、小さな島ばかりではその魅力を存分に生かせなかったのではないか。

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○操作性は抜群

操作性はとてもよい。今回はロープアクションなども加わったが、快適に操作出来るようにしっかり工夫されている。すぐにリンクを自在に操れるはずだ。

ゼルダといえばアイテムを活かした謎解きが大きな楽しみの一つ。今回も、各ダンジョンごとに謎解きが待っている。風に乗れる葉っぱなど、新しいアイテムは使っていて楽しいし、それを使った謎解きもよくできている。



寄り道要素も多く、カメラでスクープを狙ったり、フィギュア集めに精を出したりとプレイヤーを飽きさせない。ただ、私はこういった要素にはあんまり深入りしないので、本編をもっと充実させてほしかったというのが本音だ。


○単調になってしまった冒険

この「風のタクト」、細部までよく作られているし、ストーリーもプレイヤーを惹きつける魅力を持っている。グラフィックもきれいだ。

それでもあまり世間で評価されないのは、海での冒険が単調になってしまったからだろう。

海を舞台にしたことは、とてもよいアイディアだと思う。実際にきれいなグラフィックで海が見事に再現されている。

しかし、まず残念だったのは、いちいち風向きを変えなければ海を移動できないことだ。広いフィールドを駆け回る喜びが減ってしまったわけだ。

それから、ダンジョンの数が少なすぎたことだ。やはりゼルダの醍醐味はダンジョンの探索だが、今回はいろいろな事情があったらしく、ダンジョンの数が減ってしまった。

お断りしておくが、今回のダンジョンも出来は素晴らしかった。だからこそ、その出来を保ったまま、もっとたくさんのダンジョンを冒険したかった。

ダンジョンが減った分、島の冒険が加わったが、どれも単調なものだった。

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○佳作であることは間違いない

青く広がる大海原を船で駆ける。もっと最後まできっちり作りこめば、「時のオカリナ」に勝るとも劣らない名作になりえたソフトだと思う。尻切れトンボになってしまったのが本当に残念だ。



と、けっこう辛口なレビューになってしまったが、「風のタクト」は「時のオカリナ」には及ばないものの、佳作であることは間違いない。ゼルダファンなら楽しめるはずです。

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