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侍 完全版/ゲームレビュー

機種:プレステ2

忍者立体活劇「天誅」を生み出したアクワイアがスパイクとタッグを組んで製作した、アクションアドベンチャー。

「完全版」では、バグが取り除かれたり、シナリオの追加、おまけ要素の追加などがされている。


○渋い設定

何といっても特徴は、主人公が流浪の侍で、時代設定が明治初期だということ。武士の時代が終焉を迎えた中、一人の侍が活躍するという設定が渋い。

旅の途中に六骨峠を訪れた侍は、そこで繰り広げられる2つの勢力の争いに巻き込まれることになる。

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○高い自由度

この峠での3日間をどう過ごすかはプレイヤーの意思にゆだねられていて、一方の勢力に加担するのも、裏切るのも、あるいは傍観者を決め込むのも自由だ。

また、主人公は否応無く、あるいは敵を挑発するなどして剣を抜かねばならぬときがある。戦いになると、敵が複数いても、時代劇のように一人だけが主人公と戦い、その間他の敵は待っている。そして主人公が敵を倒せば新たな敵が一人主人公と戦う。

つまり、常に戦いは1対1。まさに時代劇の雰囲気が楽しめるわけだ。

主人公は刀を振るうだけでなく、敵の剣を防御しつつ崩すことで逆に攻撃のチャンスを作れたり、タイミングよく防御ボタンを押すことで敵の技を無効にすることもできる。思う存分チャンバラを楽しめる作りだ。


○豊富な技

また、主人公の使える技が豊富に用意されていて、いろいろなアクションを使うことで新たな技を習得するようだ。なお、使える技は装備している刀ごとに設定されているため、敵を倒してその刀を手に入れることが必要だ。

この刀集めが「侍」の一番の楽しみといえるかもしれない。なかなか手に入らないレアな刀もあるし、強敵の刀を入手したければその敵を倒さねばならないので、ついつい熱中してしまう。

また、手に入れた刀は刀鍛冶にお金を払うことで鍛えることができる。ちなみに「侍」には鍛冶に刀を預けると刀が消えてしまうバグがあったが、この「完全版」でそのバグは取り除かれた。



○対戦が熱い

ところで、数ある技のなかには出すのが難しい技もあり、格闘アクションの苦手な私には使いこなせなかったが、上手な人は空中コンボなどを自在に出せるようだ。

2人対戦もあるので、技を極めるのも楽しいだろう。

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○キャラの強烈な個性

グラフィックはとてもきれいだ。特に刀鍛冶のいるエリアの夕焼けは絶品だと思う。

登場するキャラクターは個性的でないキャラがいないくらい、全員が個性的だ。特に坪八や知床は私のお気に入りだ。キャラのアクの強さは他のゲームの追随を許さない。

ストーリーはまずまずの出来だ。エンディングがいくつかあるのだが、ベストエンディングを見るのはけっこう難しいと思う。

「侍」は主人公がやられるとゲームオーバーというシビアなゲームだが、難易度選択ができるので、アクションが苦手な人でも大丈夫だと思う。


○残念な点

残念な点をあげると、物語が3日間と短すぎる。自由度が高いので物語を長くするのは大変だと思うが、やや物足りなかった。それに伴って飽きるのも早かった。

ただし刀集めや対戦が好きなら、長い間遊べるはずだ。


○侍になりきれる貴重なゲーム

刀を集めたり、技を極めたり、非道な侍になったりと、自由度が高い「侍」。世界観もかなり独特で、登場人物も含めてとてもオリジナリティーがある。思い切りチャンバラを楽しめる貴重なゲームだ。

↑なお、刀が消えてしまうバグが「完全版」では解決されているので、購入されるならこの「完全版」がおすすめです。

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