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天誅 忍凱旋/ゲームレビュー

リアル志向の忍者アクションの人気シリーズ。

現在「天誅」は、プレイステーションで「天誅」、それに追加要素の付いた「天誅 忍凱旋」、忍凱旋のステージ作成モードのコンテストで全国のファンから応募された作品から優秀なものを集めた「天誅 忍百選」、続編の「天誅弐」が発売されている。

その後、契約上の理由らしいのだが版権がアクワイアから他社に移り、プレステ2の「天誅参」などが発売されている。

ちなみに私はアクワイアの製作した天誅シリーズだけが本当の天誅だと思っている。


○立体的なステージで隠密活動

プレイヤーは東忍流(あずましのびりゅう)の忍び、力丸と彩女となり、 様々な隠密任務を遂行する。 さまざまな忍具を駆使し、高低差のある立体的なステージに潜入するのが楽しい。

この「天誅」シリーズは、一般のアクションゲームと異なり、敵を倒すことが優先されるのではない。このゲームで最も評価されるのは、「いかに敵に見つからずに行動できるか」である。

だからプレイヤーには俊敏な動き、迅速な決断が求められる。 時には息をひそめて屋根を駆け、また必要とあらば敵の背後に忍び寄り、 その首をかき切る事もある。

ちなみに、天誅はよくメタルギアソリッドシリーズと比較される。敵に見つからないように潜入するステルスゲームという点では両者は似ている。

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○自由な攻略法

ただ、天誅はメタルギアソリッドシリーズと違い、潜入するルートを自由に選ぶことができる。武家屋敷、邪教の寺、峠などのステージはフルポリゴンで構成され、立体感が見事だ。

この立体感を生かして、屋根から潜入するのもよいし、正面から斬り込んでもよい。この自由度の高さが天誅の大きな魅力の一つだ。私は未プレイだが、「天誅参」はこの自由度が減少してしまったそうで、残念だ。



なお天誅には、極端なものではありませんが、出血などのバイオレンスな表現があります。



○時代劇を再現したリアルなステージ

各ステージは時代劇の雰囲気の漂うものになっている。

特に「凱旋」で追加された峠は見事な表現だ。高い木の上から峠全体を見回したり、ぱちぱちと音を立てて燃えるかがり火のそばでしばし休息したりするだけで楽しい。

また、この峠のステージは攻略ルートが複数あり、高いつり橋を渡るか、それとも橋の下の小川を越えるかというように戦略を考えるだけでも楽しい。

ステージは立体的に作ってあり、忍具の「かぎ縄」を使えば高いところに瞬時に移動可能。屋根をずっと伝って移動するといった忍び好きにはたまらない行動が取れる。

屋根の上から眼下の敵をしばらく眺めているのも楽しい(敵が独り言をいったりする)。

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○一撃で敵を葬る

主人公が敵に見つからないように背後に近づき、攻撃ボタンを押すと「忍殺」が発動する。 これは、普段なら何回も斬りつけなければならない敵を一撃で倒すことができるものだ。これが上手くいくと爽快だ。これも天誅の特徴の一つ。

世界観はシリアスだが、「越後屋とお代官様」のような、ちょっとお馬鹿な時代劇風味がちょっと入っているのがとてもよい。


○ステージ作成モード

この「忍凱旋」には、ステージを自分で作れる「虎の巻」モードが付いている。ちなみにこれは初代天誅にはない。初代天誅にいくつか要素が追加されたこの「忍凱旋」と、続編の「天誅弐」にしかついていないので注意。

この虎の巻は敵の配置などに工夫すれば、さまざまな難易度のものが作れる。 一人で遊んでも結構楽しい。

操作性は文句なし。 忍具のしびれまんじゅうは、おそらく一度使えばやみつきになるほど効果が面白い。具体的にいうと、敵をおびき寄せることができるのだが、その敵の様子が非常にユニーク。


○リアルな忍者好きにはたまらない

やや残念なのは、ステージが全部で10くらいしかなく、ややボリューム不足であることだ。ただし一度クリアしたステージは敵の配置を変えて楽しめる。敵の配置は全部で3通りある。

また、初代天誅とその改訂版であるこの「忍凱旋」は、ストーリー性が薄い。ただしストーリー性を高くすることは、純粋に任務を楽しめれば他の要素は不要という考えもあるので、賛否両論だろう。



忍具を駆使して立体的なステージに忍ぶ。物陰で息を潜め、隙あらば敵を一瞬にして葬る。忍者好きな方にはたまらない名作ゲームです。

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