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ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…/ゲームレビュー

機種:GBC FC

ファミコン用に発売された名作RPG。その人気の高さはゲームを知らない人にも「ドラクエ」という名前を知らしめた。

その後すごろくや小さなメダル、モンスターメダルなどの新要素を加えてスーパーファミコン、ゲームボーイカラーに移植された。

なお、私はファミコン版のドラクエ3しか遊んだことが無いので、以下はそのレビューです。今遊ぶなら、ゲームボーイカラー版をゲームキューブとゲームボーイプレーヤーの組み合わせでプレイするのがよいだろう。

11/7/25 追記:任天堂のWiiで、ドラゴンクエスト1、2、3の復刻版が発売されます。これはすごい。



○私がもっとも好きなゲーム

私はファミコンから始まり、これまでたくさんのゲームを遊んできた。その中にはタクティクスオウガやファイナルファンタジーシリーズ、ゼルダの伝説時のオカリナなどのとても完成度の高い名作があった。

しかし、私がもっとも好きなゲームを選ぶとすれば、やはりドラゴンクエスト3だろう。

ドラゴンクエスト3の魅力を一言で表せば、「壮大な冒険を楽しめる」ということに尽きるだろう。ずっと前に発売されたソフトだからきれいなムービーも3Dグラフィックスも登場しない。

しかし、2Dで作られた素朴だが広大な世界はプレイヤーの想像力を刺激するのに十分な魅力にあふれている。

主人公の少年はある日、母に連れられてアリアハン国王に謁見する。少年は世界征服を目論む魔王バラモスを倒すべく旅に出たままいまだ帰らない父・オルテガの意思を次ぎ、勇者として世界を救う冒険に出発する。

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○4人パーティーと職業システム

ドラクエ1では主人公一人きりの冒険、2では仲間たちと3人で冒険したが、ドラクエ3ではルイーダの酒場で自由に仲間を選び、自分も含めて最大4人のパーティーを組むことができる。

3では職業システムが新たに導入されたため、戦士・勇者・僧侶・魔法使いという黄金パターンのパーティーや、遊び人や商人を入れた頼りないパーティーなど、自由度の高い編成を楽しめる。この点は発売当時、とても画期的に感じた。


○広大なフィールドと絶妙なゲームバランス

アリアハンの町でパーティを組み、装備を整え、いよいよ冒険に出る。町を出ると目の前に広がるのは緑の平原と遠くに見える山々。

アリアハン大陸は海に囲まれ、怪しげな塔のそびえ立つ小島以外には他の島や大陸は見当たらない。

さあ、どこへ行けばよいのだろう? 船など無いため小島に渡るすべはなく、アリアハン城には鍵のかかった扉があったが中には入れない。とりあえず北にあるという村にとりあえず行くべきなのか。

しかしアリアハン周辺に出没する魔物はスライムや一角うさぎのような奴らだが、それでも勇者たちを手こずらせる。

これら魔物と苦闘を続け、傷ついて体力を消耗してはアリアハンの宿屋で休むという繰り返しの末、ようやくレベルが上がり、そろそろ村までたどり着ける自信が付いてきた。

そしてその村向けて出発するのだが、そこまでの距離がまた絶妙なのだ。モンスターとの戦いでHPは少なくなり、やくそうも無くなってしまった…というときにやっと村が見えてきたときの安堵感。

こういった絶妙なゲームバランスがドラゴンクエスト3の大きな魅力だ。

ちなみに、この冒険の心細さと安堵感という魅力はドラゴンクエスト7ではほとんどなくなってしまった。なぜ7ではドラクエシリーズのよさを自分から捨ててしまったのだろうか。

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○ゲーム性の高さ

3ではある所で転職できたり、ギャンブルができたりと一つ一つの要素がとても完成されていて、その度に心躍ったものだ。

最近のゲームはグラフィックは非常に素晴らしくなったが、肝心のゲーム性が作りこまれていないと感じることが多い。

逆にグラフィックに頼れないファミコン時代だったからこそ、ドラクエ3という完成されたゲームが生まれたのかもしれない。


○音楽が素晴らしい

ドラクエシリーズはすぎやまこういち氏が音楽を担当している。すぎやま氏の音楽はドラクエのどの作品でも素晴らしいが、とくに3の音楽は珠玉の出来だ。

フィールドの音楽「冒険の旅」は冒険者の勇気と少しの不安が共存している感じをよく出している。ダンジョン内の不気味な音楽、町や村の安心感に包まれた音楽などは、プレイヤーの想像力を刺激してやまない。

何よりもこれだけ場面にぴったりの、そして美しく耳に残るメロディを生み出したということに素直に感服する。

エンディングテーマ「そして伝説へ…」は私の中では(ゲームミュージック以外も含めた)音楽の中で一番好きな曲だ。


○ストーリーなど

ストーリーについては、そんなに複雑な物語があるわけではないが、冒険のところどころにちりばめられたエピソードは印象的なものが多い。

特に、ドラクエのロト3部作(ドラクエ1〜3)をこれから始めるという方は、まず1と2を遊んでから3をプレイされることをおすすめしたい。

3には驚くべき仕掛けが用意されていて、多くのプレイヤーをびっくりさせたものだ。ぜひ1や2から始めて、この仕掛けを堪能してもらいたい。


○ゲームの最高傑作

ドラゴンクエスト3の中には一つの完成された世界が詰まっている。その世界は言葉では表現できない何か強い魅力を持っている。

残念ながらそれほどの魅力を持っているゲームは私にとってはこのドラクエ3だけだ。ぜひ、3をプレイされたことのない方には一度プレイされることをおすすめしたい。



世界地図をモチーフに作られた広大な世界には、ドラクエ3だけの持つ楽しさがたくさん散りばめられている。おそらく私にとって、ドラゴンクエスト3以上のゲームは現れないでしょう!

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