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ファイナルファンタジー7/ゲームレビュー

Final Fantasy 7
それまでのスーパーファミコンからプラットフォームを替えて、プレイステーションで初めて出されたファイナルファンタジー。


○SF的な世界観

世界観はサイバーパンクというか、SF的な要素が高くなった。プレイステーションになったことで向上したグラフィックにより、そういった世界がポリゴンを駆使して見事に再現されている。

特に私はオープニングムービーを見て、時代が変わったと強く感じたのを覚えている。

ところで、このグラフィックの向上が7以降のファイナルファンタジーの方向性を決めたといってよいだろう。ところどころに美麗なムービーを挿入することで物語を語っていく手法を採用したため、ゲームというより映画に近くなった。

これには賛否両論あるが、私としてはゲームとしても楽しめ、ストーリーもしっかりしたものならばよいと思う。7はまあこの基準を満たしたと思うが、8以降はいかがなものか…。

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○ストーリー

ストーリーはけっこう伏線の多い、先の読めないものだ。物語は暗く、閉鎖感に満ちた地下都市からはじまる。

主人公たちはある人物を追ってこの地下都市を脱出するのだが、脱出して地上に出たときのあの開放感! これはとても印象に残っている。ちょうどFF3の序盤にもこういう演出がありましたね。

正直言ってファイナルファンタジーはストーリーが印象的だったものってあまりないのだが、この7はストーリーがよく出来ていると思った。ただ、分かりづらかったのは残念だ。

やはりプレイヤーがレベルを上げて先に進みたいのは面白いストーリーが待っているからだと思う。その意味で、もっとRPGはストーリーを重視してもいいのではないだろうか。

その点、「タクティクスオウガ」「ベイグラントストーリー」はよく出来ていた。

余談だが、その生みの親である松野泰己氏が手がけた「ファイナルファンタジー12」に期待していたのだが、松野氏が途中で製作から降りるなどの事情もあり、傑作とまではいかなかったようだ(私は未プレイ)。

戦闘システムには特に目新しい点はない。そのためFFシリーズになじみのある人ならすぐに親しめるだろう。


○充実したやり込み要素

やりこみ要素やミニゲームなどはとても充実している。ストーリーは変わらないとしてもキャラクターの相性などは変化するので、クリア後も何度もプレイする人も多いようだ。

ちなみに、このゲームのインターナショナル版には、イベントやムービー、それからかなり手ごわいボスが追加されて、やりこみ度がアップしている。

私はファイナルファンタジーにはドラクエとは対照的に、寂しげでちょっと陰鬱な世界を感じてきた。これはFFの第1作から感じてきた印象だが、そのイメージの一翼を担ってきたのがイラストレーターの天野喜孝氏だ。

私は天野氏の描く世界がとても好きなのだが、残念ながら7ではタッチしていない。そのせいだろうか、7には先ほど述べた寂しさがちょっと少ないような気もする。私個人としてはFF3のはかなさ漂う世界観が最高なのだが。



それでも、7のサイバーパンクな世界観も、高度なグラフィックによって見事に作り上げられている。ストーリーも先が気になる骨太なものだ。細部にも気の配られた、完成度の高い佳作だと思います。おすすめです。

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