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大航海時代2/ゲームレビュー

コーエーより発売されている、リコエーションゲーム(シミュレーション+RPGのようなもの)の人気シリーズ第2弾。

機種はスーパーファミコン、プレイステーション。


○大海原へ

プレイヤーは6人の主人公のうちの1人となり、船を駆って大海原へと繰り出す。6人の主人公にはそれぞれの目的がある。世界一の商人を目指す者、世界地図の完成を夢見る者、祖国のために戦い続ける者…。

この6人は同じ時代、同じ世界を旅しているので、ときには図らずも他の主人公と出会うことがある。物語は6人が絡み合って進んでいくのだ。

すなわち、このゲームは少なくとも6回の冒険が楽しめるし、すべての主人公でクリアしてはじめて物語の全体像が明らかになる。主人公それぞれの物語も、海に生きる人間の生き様をうまく描いたものになっている。

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○貿易でお金を稼ぐ

さて、ゲームは地中海から始まる。どの主人公も最初はいい船もないし、お金も少ない。そこで、そのお金で各地方の特産品を仕入れ、それが高く売れる他の港まで航海する。つまり貿易だ。

この貿易システムがとてもよくできていて、需要や供給量によって商品の価格が上下する。また、他の港ではさほど人気のないものが、ある港ではとても高い値段で取引されたりするのだ。

そして、最初のうちは船も小さなものしかもてないが、そのうちお金がたまってくると、積載量の多い船を建造できるようになる。そうすると、一度に多くの取引ができるので商売の醍醐味が味わえるようになる。


○海賊に注意

しかし、そんなに世の中は甘くない。海には商人の貨物をねらう海賊がたむろしているのだ。お金儲けにばかり熱中して、船の装備を整えないと、せっかく仕入れた高価な商品を船ごと取られてしまうこともありうる。

特に赤ひげのハイレディン・レイスという海賊には何度泣かされたことか。何しろやつはジブラルタル海峡で待ち伏せしたり、遠洋まで追いかけてくるというなんともたちの悪い海賊なのだ。

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○一騎打ちもある

また、海賊だけではなく、敵対する国の艦隊と戦わねばならないときもある。このゲームの戦闘は、オーソドックスなHEX戦だ。つまり、6角形のます目上を移動して、白兵戦か砲撃を行なうというもの。白兵戦ではリーダー同士の一騎打ちをすることもできる。

この大航海時代2の特色は、国から許可をもらえば海賊を退治することができる(アウトロー的な生き方をするなら許可すら要らない)。

そうすると、港の近くで待ち伏せして、港から出てきた海賊をやっつけるという、どちらが海賊か分からないような遊び方も楽しめる。この自由度の高さは大航海時代2の大きな魅力だ。

グラフィックははっきりいってスーパーファミコンクラスだが、そんなに気にならない。私はグラフィックのきれいな4よりも、この2の方が面白かった(4も面白かったが)。ゲームはなによりも内容だということを教えてくれたソフトだ。

ところで私は、世界の地理にかなり疎い。しかし、このゲームをやってからはかなり地理が分かってきたと思う。

なにしろ昔はイタリアとスペインが、どっちがイタリアでどっちがスペインだっけ?という有様だったが、このゲームをやってからは、「ローマ経由でギリシャまで行き、ベイルートにも寄ってからトリポリに行こう」というような考えができるようになった。

こういうふうに興味がわけば、ゲームに登場しない国にも興味がわく。おかげで旧ユーゴスラビアがどのあたりかわかるようになりました。教育ソフトの効果もあり?


○喜望峰周辺の危険

そして、冒険の舞台は最初は地中海の中をうろうろしているだけだが、だんだんと遠洋に出るようになると、いよいよ喜望峰をまわって中東やアジアのほうまで出向くようになる。

ところがアフリカ沿岸は嵐がひんぱんに発生するので、何度か沈没した。水や食料もそこをつきかけて心細くなったときにはじめて喜望峰までたどり着いたときには、実際の大航海時代の探険家の気持ちが分かったような気がした。

なお、このゲームは世界中のどこへでもいける。日本もしっかり再現されているので、頑張ってたどり着いて欲しい。


○ハマり過ぎに注意なほどの面白さ

また、世界中に小さな村や、珍獣や秘宝なども隠されているので、これらを探索するのも楽しい。



人間ドラマあり、探索もあり、戦いもあり、貿易もあり、文字通り何度でも楽しめるゲームだ。もちろん私は主人公全員ともクリアした。はまり過ぎに注意なほど面白いので、心からおすすめしたいゲームです。

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