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タクティクスオウガ外伝/ゲームレビュー

シミュレーションRPGの名作、「タクティクスオウガ」の外伝。機種はゲームボーイアドバンス。


○戦闘システム

システムはだいたい「タクティクスオウガ」(以下、本編と呼ぶ)と同じだ。ただし外伝は携帯ゲーム用だからか、戦闘システムに大きな変更があった。

それは、本編の「ウェイトターン」システムが廃止されて、ふつうのターン制に変わったのだ。これについては、本編が好きだった人ほどがっかりだったようだ。

ウェイトターンは、とても画期的なシステムだった。ターン制と異なり、敵味方が入り混じって素早い順に行動できるのだ。

そのため、「あいつをまひさせておいて、次にこいつからダメージを受けて、けっこう危なくなったけどデニムも近くに移動させて、ヒーリングプラスを一緒にかければ大丈夫か…」と、ああ考えて、こう考えてという深い戦略が楽しめた。

同じ戦いでも、自軍のユニットが違えば戦闘の内容が大きく変わってくるという深さだった。

それがなくなってしまったのだから、古参のファンには大きなショックだったわけだ。私もこの点は残念だ。

ただ、ゲームボーイアドバンスのあの見にくい画面で小さな数字とにらめっこするわけだから、それにウェイトターンの複雑な要素まで入れるのはとても難しかったと思う。

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○それでも良質

それに、ウェイトターンがなくなったのは本当に残念だが、ターン制でも良質なシミュレーションに仕上がっている(ただし特別に良質だった本編と違って、ふつうに良質なのだが)。

ターン制に変わったので、敵ユニットがすべて行動してから味方ユニットがすべて行動する、というようになった。戦略性は減ったが、それでもバランスは上手に取れていて、けっこう頭を使う場面もあった。外伝の戦闘はこれはこれで十分楽しめたと思う。


○ストーリーは分岐する

ストーリーは、主人公が選択を迫られるところが数箇所あり、これによって複数に分かれる。外伝のストーリーを本編と比べるとやや見劣りしてしまうが、それでも重厚で利欲渦巻く物語は健在だ。

さらに、外伝のストーリーにはある大きな秘密が隠されているので、本編の人物や世界が好きだった人にはより楽しめるはずだ。



○完成度は高い

本編にはさすがにかなわないが、タクティクスオウガの持ち味を失わない、しっかり作られたゲームになっている。ウェイトターンがないのが残念だが、それでもシミュレーションRPGとしての完成度は高い。

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